【4月23日 AFP】16-17フランス・リーグ1は22日、第34節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は2-0でモンペリエ(Montpellier HSC)に勝利し、暫定ながら今季初めて単独首位に立った。

 エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)とアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)がゴールを決めたPSGは、これで34試合を終えて勝ち点を80に伸ばし、ASモナコ(AS Monaco)を上回って暫定首位に立った。

 一方、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)で4強入りを果たしたモナコは、32試合で勝ち点77となっており、23日にはオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)との難しいアウェーゲームを控えている。

 この試合では、パリ(Paris)中心部のシャンゼリゼ(Champs Elysees)通りで20日に起こった銃撃事件で死亡した警察官へ哀悼の意を表するため、2人の警察官が形式的なキックオフを行い、選手は黒い喪章を巻いてプレーした。

 今季1回目の対戦で0-3の完敗を喫している相手に対し、スターぞろいのPSGはこの日も何度か危ない場面を作られたが、それでも運も味方につけて勝利し、これで屈辱的な大敗を喫した欧州CLのFCバルセロナ戦(FC Barcelona)以降の公式戦連勝は8に伸びた。

 PSGのウナイ・エメリ(Unai Emery)監督は試合後、「われわれは良い位置にいるが、それはモナコも同じだ。彼らも非常に良い。われわれとしては、残り4試合を必ず全勝し、相手の取りこぼしを待ちたい」と話した。(c)AFP/Damian MCCALL