【4月22日 AFP】スペインサッカー連盟(RFEF)は21日、FCバルセロナ(FC Barcelona)の異議申し立てを却下し、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が23日に行われるレアル・マドリード(Real Madrid)の伝統の一戦「エル・クラシコ(El Clasico)」を欠場することが確定した。

 25歳のネイマールは、チームが0-2で敗れてリーグ優勝が遠のいた8日のマラガ(Malaga CF)戦でイエローカードを2枚もらい、バルセロナ加入後は初となる退場処分を受けると、さらにピッチを離れる際に審判に向かって皮肉を込めた拍手をしたため、計3試合の出場停止処分が科された。

 スペインサッカー連盟は声明で、「上訴委員会は、FCバルセロナのネイマールの3試合の出場停止処分に対する異議申し立てを棄却した。クラブはスペインの仲裁裁判所にこの決定を上訴するだろう」と発表している。

 ネイマールはすでに3-2で勝利したレアル・ソシエダ(Real Sociedad)戦を欠場しており、スペインの仲裁裁判所が上訴を棄却した場合、レアル戦に続いて26日のオサスナ(CA Osasuna)も欠場する。(c)AFP