【4月16日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)の一行を乗せたバスのそばで3度の爆発が発生した事件で、手首を負傷したDFマルク・バルトラ(Marc Bartra)が15日、手術を受けた病院から退院した。

 現在自宅で休養している26歳のバルトラは11日、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)で開催予定だった欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)のASモナコ(AS Monaco)戦へ向かう途中、乗車していたチームバスの近くで起きた3度の爆発に巻き込まれた。

 独紙ビルト(Bild)は、家族に助けられながら車に乗り込み、病院スタッフに感謝するバルトラの姿をとらえた写真を掲載している。

 スペイン代表のバルトラが約4週間の離脱を見込まれている中、チームは15日、ホームでフランクフルト(Frankfurt)に3-1で勝利した。

 ドルトムントのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は先日、「マルクは土曜日(15日)にプレーしたがっているが、4週間程度必要だ」とコメントしていた。(c)AFP