PKで主審が失態、蹴り直しのはずが相手チームにFK与える
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【4月7日 AFP】サッカー、イングランド・チャンピオンシップ(2部)のニューカッスル(Newcastle United)とバートン・アルビオン(Burton Albion)の一戦でPKの際にミスを犯した主審が、週末に裁く予定となっていた試合の担当から外れた。英メディアが6日、報じた。
英サッカーのプロ審判員協会(PGMOL)は、5日に行われた試合で発生した茶番のような出来事の調査を行っており、キース・ストラウド(Keith Stroud)主審は8日に予定されていたフットボールリーグ1(3部)の試合で審判団から外された。
47歳のストラウド主審は、ニューカッスルのマット・リッチー(Matt Ritchie)が成功させたPKをチームメートがペナルティーエリア内に進入したとして無効にすると、蹴り直しを命じる代わりにバートン側に間接FKを与えた。
規則ではニューカッスルに再度PKを蹴ることが許されるが、PGMOLはストラウド主審が判断を誤ったとしている。
PGMOLの声明によると、ストラウド主審及びこの日の審判団は「集中力の欠如に当然ながら動揺しており、失態に謝罪している」という。
ニューカッスルは後半にリッチーが得点して試合に勝利し、リーグ首位に浮上している。(c)AFP