【4月7日 AFP】男子ゴルフ世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)が、米国ツアーメジャー第1戦の第81回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2017)開幕前日に階段から転落し、腰を負傷して大会を棄権した。

 ジョンソンのように、思いがけないけがをして試合を欠場した選手は過去にも多く存在している。ここでは類を見ない五つの不運な事例を振り返る。

■デリック・ローズ(Derrick Rose

 米プロバスケットボール協会(NBA)のシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)に所属していたローズは2008年、ベッドの上でリンゴの皮をむいたあとに失態を犯した。当時ルーキーだったローズは、リンゴの皮をむいた時に使ったナイフの上に寝返りを打って負傷し、腕を10針縫った。

■ダリウス・ヴァッセル(Darius Vassell

 サッカー元イングランド代表のヴァッセルは2002年、腫れ上がったつま先の回復を早めようと型破りな方法を試みた。圧迫感を軽減させるために電気ドリルで爪に穴を開けたヴァッセルだったが、これが感染症を誘発し、3試合を欠場した。

■ジェイソン・ピエール・ポール(Jason Pierre-Paul

 米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)に所属するピエール・ポールは、2015年の米国独立記念日の祝祭が暗転し、キャリアを脅かす負傷をした。筋骨隆々のDEであるピエール・ポールは、手に持っていた花火が爆発して、右の人さし指を切断した。

■サンチアゴ・カニサレス(Santiago Canizares

 サッカー元スペイン代表のカニサレスは、代表守護神として臨む2002年W杯日韓大会(2002 World Cup)開幕を前に、代表合宿が行われるスペイン・ヘレス(Jerez)に入った。しかし、入浴時にひげそりあと用の保湿剤のボトルを落とすとこれでけんを切断し、大会出場はかなわなかった。

■リオ・ファーディナンド(Rio Ferdinand

 サッカー元イングランド代表のファーディナンドは、リーズ・ユナイテッド(Leeds United)に所属していた2000年代初頭に、最も恥ずべき形でけがをした。ファーディナンドはコーヒーテーブルに足を乗せて長時間にわたってテレビを見続けた結果、膝のけんを痛めた。(c)AFP