リオのカーニバルの光と影 会場付近には悪臭漂う水路と廃虚
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■政治家は悪臭に鼻をつまんでいる人間に知らん顔
それでも、貧困層へのおこぼれもある。悪臭漂う水路のずっと上にある土手は無料観覧席として使われ、サンバチームが大通りを出発してサンボドロモに入ってくる様子を眺めることができる。
しかしAFPのインタビューに応じたある60代の女性は、「政府は国のお金が欲しいだけ。それで終わり」と語り、ブラジル国民の大半が抱いている汚職まみれの政治家たちに対する軽蔑を表した。
「あの人たちは、ここで鼻をつまんで立っている人間が見えても知らん顔するのよ」(c)AFP/Sebastian Smith