【2月8日 AFP】人類はなぜ自らに似た機械を作り、それらは私たちについて何を語っているのか──英ロンドン(London)の科学博物館(Science Museum)で8日、ロボット開発の歴史500年をたどる展示会が開幕する。

 16世紀に作られた「口パクをする修道士」のロボットから、自閉症の子どもを助ける最新型のヒューマノイドまで約100体を展示。こうしたロボットの進化を前に、来場者らは魅了されると同時に恐怖まで覚えるかもしれない。

「ロボットは世界を破滅させて人類を奴隷化するという先入観を人々は持っている」と、科学博物館のキュレーターのベン・ラッセル(Ben Russell)氏は指摘。その上で、それは度が過ぎる不安であり、人類には「もっと適応能力がある」と語った。

 展示会は9月3日まで開催される。(c)AFP/Alice TIDEY