【1月25日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)などでプレーしたコートジボワール代表のサロモン・カルー(Salomon Kalou)が24日、現在開催中のアフリカネイションズカップ2017(2017 The Africa Cup of Nations)でチームが敗退したことを受け、代表引退を発表した。

 前回王者として大会に臨んだコートジボワールはこの日、当時の指揮官であるエルベ・ルナール(Herve Renard)監督が率いるモロッコに0-1で敗れ、グループリーグ敗退に終わった。カルーはマンオブザマッチに選出されたものの、勝利したのはアシド・アリウィ(Rachid Alioui)の1点を守り切ったモロッコだった。

 カルーは試合後、「僕ももう31歳だし、これが6回目のネイションズカップだ。決勝へ行ったことも、優勝したこともある。今回はうまくいかなかったが、フランク・ケシエ(Frank Kessie)やウィルフレッド・ザハ(Wilfried Zaha)のような若い選手が代表の未来を担ってくれると思うし、幸運を祈りたい」と語った。

 現在はドイツ・ブンデスリーガ1部のヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)に所属するカルーは、2007年に代表初キャップを刻むと、ここまでに計89試合に出場している。(c)AFP