【1月22日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは21日、第22節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は、ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)がクラブ歴代最多となる通算250点目を決め、ストーク・シティ(Stoke City)と1-1で引き分けた。

 31歳のルーニーは、ユナイテッドでの通算546試合目の後半ロスタイム4分にFKを直接ゴール右上に沈め、1966年のW杯を制したイングランドのレジェンド、ボビー・チャールトン(Bobby Charlton)氏の持っていたクラブ最多得点記録249ゴールを更新した。

 2015年にチャールトン氏が持つイングランド代表通算得点記録も更新しているルーニーは、2週間前に行われたFAカップ(FA Cup 2016-17)3回戦のレディング(Reading FC)戦でクラブ最多得点記録に並んでいた。

 2004年にエバートン(Everton)からユナイテッドに加わったルーニーは、記録更新について、「信じられないほど大きな意味を持つ。大変な栄誉であり、とても誇りに思う」と喜びを語っている。

「このクラブでプレーしている選手は常にワールドクラスだった。このクラブのためにプレーすることを誇りに思っている。歴代最多得点記録保持者になることは大きな栄誉だ」

 生粋のストライカーから近年は攻撃的MFにポジションを移しつつあるルーニーは、記録達成後にチャールトン氏から個人的に祝福を受けたことを明かしている。

「このクラブと契約をすれば、彼(チャールトン氏)がどれほど重要な存在かを理解することになる」

「ゴール数で彼を上回るなんて考えたこともなかった。僕は彼に最大級の敬意を払っている」

「ドレッシングルームに来て祝福してくれたので、彼もある意味では喜んでくれていることが分かったよ」