【1月13日 AFP】先週から嵐に見舞われていた米カリフォルニア(California)州一帯では、嵐がもたらした豪雨と降雪により、記録的な干ばつに終止符が打たれそうだ。複数の地元当局者が12日、明らかにした。

 最も激しい嵐に見舞われたカリフォルニア北部の一部地域を観測する、ネバダ(Nevada)州リノ(Reno)の米国立気象局(NWS)は、ツイッター(Twitter)に「干ばつよ、さようなら」とのメッセージを投稿した。

 干ばつについての情報を提供しているウェブサイト「US Drought Monitor」によると、カリフォルニア北部では干ばつが去ったものの、南部の多くの地域では依然続いており、うち30%ほどの地域は今も極端な、もしくは例外的な状況に置かれているという。

 NWSの気象専門家トム・フィッシャー(Tom Fisher)氏によると、カリフォルニア南部では少なくともここ5年、北部では少なくともここ10年で最高の雨量を記録したという。(c)AFP