【12月8日 AFP】イタリア・セリエA、ACミラン(AC Milan)の売却が、買収先の中国企業の依頼により、来年3月まで3か月間延期された。

 ミランのオーナーを務めるシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)氏とシノ・ヨーロッパ・スポーツ(Sino-Europe Sports、SES)社は、今月13日付で7億4000万ユーロ(約900億円)と見積もられる契約を締結することで合意していた。

 しかし、ベルルスコーニ氏の所有するフィニンベスト(Fininvest)は、7日にSES社からの要請を受け、新たな契約日時を来年3月3日に設定したと発表した。

 フィニンベスト社の声明によると、すでに第1弾の手付金として1億ユーロ(約120億円)を支払っているSES社は、今月12日までに追加の手付金としてさらに1億ユーロを支払う予定だという。(c)AFP