【12月4日 AFP】16-17イタリア・セリエAは3日、第15節の試合が行われ、故障者が相次ぐ首位ユベントス(Juventus)は、好調アタランタ(Atalanta)を3-1で下して2位との勝ち点差を7とした。 

 この日、最近9戦のうち直近6連勝でかつ無敗と波に乗るアタランタは、先週の試合でジェノア(Genoa CF)に1-3で敗れたユベントスの本拠地に乗り込んだが、守備陣をけがで欠いた前年王者に屈した。

 試合は前半15分、ユベントスのアレックス・サンドロ(Alex Sandro)が左足を振りぬいて口火を切った。得点を決めたブラジル出身のサンドロは、11月28日にコロンビアで起きた航空機墜落事故で犠牲にあった母国のサッカークラブ、シャペコエンセ(Chapecoense)に対するメッセージが書かれたジャージーを披露した。

 ユベントスは、その4分後にもダニエレ・ルガーニ(Daniele Rugani)が力強いヘディングシュートでネットを揺らし、2-0とリードを広げる。

 後半に入ると、クロアチア代表のマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)がダメ押しのゴールを記録。アタランタ(Atalanta)は、試合終了8分前にレモ・フロイラー(Remo Freuler)が1点を返すも、追い上げはそこまでだった。

 また、前日に行われた試合では、ナポリ(SSC Napoli)がインテル(Inter Milan)に3-0で勝利し、リーグ5位に浮上している。(c)AFP