【11月23日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)は22日、グループリーグ第5節が各地で行われ、グループGのレスター・シティ(Leicester City)は、岡崎慎司(Shinji Okazaki)とリヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)のゴールでクラブ・ブルージュ(Club Brugge)を2-1で下し、決勝トーナメント進出を決めた。

 イングランド・プレミアリーグでは、優勝オッズ5000倍から獲得した昨季のタイトル防衛に苦しんでいるレスターだが、CLの舞台では好調を維持し、2012年のマラガ(Malaga CF)以来となる同大会初出場でグループ突破を決めたチームとなっている。

 この日行われたもう一方の試合で、FCポルト(FC Porto)がFCコペンハーゲン(FC Copenhagen)と0-0の引き分けに終わったため、グループ突破が確定したレスターのクラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)監督は試合後、「われわれは、次なる旅に向かっている。それがどこかはわからないが、わくわくしている」と喜びを明かした。

「良い出だしを切れた。プレスをしかけて2得点を記録し、ポゼッションを保てた。しかし、失点した後は少し道に迷った」

 グループGで2位と勝ち点5差の首位に立つレスターにとって、この日唯一の失望は、後半にブルージュのホセ・イスキエルド(Jose Izquierdo)に得点を許したことだろう。このゴールによってレスターは、2010年のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)以来となる、グループリーグ開幕後の5戦をクリーンシートで終えたチームになるのを阻止されている。(c)AFP/Tom WILLIAMS