【11月16日 AFP】サッカー国際親善試合が15日に各地で行われ、イタリア対ドイツの試合は0-0のスコアレスドローに終わった。イタリアのGKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)はこの試合で、欧州各国の代表選手としては史上最多タイに並ぶ167試合出場を達成した。

 1997年に代表デビューを飾り、現在は38歳となるブッフォンは、スペイン代表を長年支えた同じGKのイケル・カシージャス(Iker Casillas)のキャップ数に並び、エジプトのアーメド・ハサン(Ahmed Hassan)が持つ史上最多記録の184キャップまではあと17試合としている。

 後半はイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に所属するジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)がゴールマウスを守り、ブッフォンの代表引退がそう遠くないことを予感させた。

 欧州選手権(UEFA Euro 2016)準々決勝でPK戦の末に敗れた相手と、わずか4か月で再戦したイタリアは、ドイツ戦4試合ぶりの勝利も近いかに思われたが、終盤にかけての良い流れを勝利に結びつけることができず、アンドレア・ベロッティ(Andrea Belotti)のシュートもポストに嫌われた。(c)AFP/Justin DAVIS