【11月3日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)は2日、グループリーグ第4節が各地で行われ、グループEのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は、ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に0-1で敗れ、グループリーグ敗退が現実味を帯びてきた。

 マウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督率いるトッテナムは、本拠地ホワイト・ハート・レーン(White Hart Lane)が改修中のため、今大会ではウェンブリーをホームとしているが、この一時的な措置がここまでは凶と出ている。

 すでに9月にホームでASモナコ(AS Monaco)に敗れているトッテナムは、後半にレバークーゼンのケビン・カンプル(Kevin Kampl)に決勝点を奪われてまたもウェンブリーで敗れた。

 2008年にチェルシー(Chelsea)とのイングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup)決勝で勝利して以来、トッテナムはウェンブリーで6連敗を喫している。

 グループのもう1試合は、首位モナコがCSKAモスクワ(CSKA Moscow)に3-0で勝利しており、トッテナムはイングランドの地で初めて勝利したレバークーゼンにも抜かれてグループ3位に転落している。

 公式戦では6試合白星から見放されているトッテナムは、レバークーゼンを勝ち点2差で追っており、モナコとCSKAモスクワとの戦いを残している。

 ポチェッティーノ監督は、「プレーに自由がなく、本来の質を見せることができなかった。ウェンブリーで2試合を戦ったが、どちらも乏しい結果に終わった。これは言い訳ではなく真実だ。われわれは事態を好転させなければならないし、いくつかのことを変えなければならない。今は最悪の状態だ」とコメントしている。(c)AFP/Steven GRIFFITHS