【8月9日 AFP】ケニアの動物保護区にある高級サファリロッジで9日、中国人観光客の男と、同じく中国人の夫婦の間でトラブルが起き、男が夫婦を刺し妻を殺害、夫に重傷を負わせた。

 9日の警察発表によると、事件が起きたのは同国南西部の広大な保護区マサイマラ(Masai Mara)にある「キーコロック・ロッジ(Keekorok Lodge)」。中国人のリー・チャンキン(Lee Changqin)容疑者が、夕食を食べていた中国人夫婦に対しテーブルを空けるよう要求して口論となり、容疑者が夫婦それぞれの胸を刺したという。リー容疑者は逮捕され、取り調べを受けている。

 電話取材に応じたリフトバレー(Rift Valley)郡の警察署長は「女性は病院で治療中に亡くなり、夫の男性はまだ病院にいる」と語った。(c)AFP