【7月14日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は13日、リオデジャネイロ五輪で久しぶりに復活するにもかかわらず、男子選手の辞退が相次いでいるゴルフ競技に言及し、スター選手不在は東京五輪以降の継続採用に大きく影響することを示唆した。

 リオ五輪で112年ぶりに復活するゴルフだが、男子ではジェイソン・デイ (Jason Day、オーストラリア)、ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)、ジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)の世界ランキング上位4選手を筆頭に、すでに20人が出場辞退を表明している。

 その多くがジカ熱への不安を理由に挙げているが、相次ぐ出場辞退によって、五輪ゴルフの存在意義にも疑問が投げかけられるまでになっており、バッハ会長は、閉幕後の評価でトップ選手の存在が「主要項目の一つ」になると話している。

 辞退者続出について問われた会長は、報道陣に対して「われわれは個人の判断を尊重する。たとえそれが、世界保健機関(WHO)の見解と異なるものであってもだ」とコメントした。

「今はゴルフ界の中での議論を観察している。リオに行かない理由は多岐にわたり、ジカ熱がらみではないものもある。そうした議論を引き続き注視し、彼らがどんな判断を下し、自身の決断をどう捉えているかを明らかにしたい」

 会長は、ゴルフについても他競技と同様に判断することを考えており、「評価の主要項目の一つは、もちろんトップ選手の参加の問題だ」と話した。

「まずはその評価の待ちたい。それから、評価が手に入った時点で、国際ゴルフ連盟(IGF)とも話し合いの場を持ちたい」

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