【7月10日 AFP】リオデジャネイロ五輪の陸上米国代表選考会が9日、オレゴン(Oregon)州ユージーン(Eugene)で行われ、男子200メートルではジャスティン・ガトリン(Justin Gatlin)が優勝を飾り、代表に内定した。

 先週行われた100メートルで優勝を飾っていたガトリンは、ラショーン・メリット(LaShawn Merritt)との激戦を制し、短距離2冠を飾った。

 前半の曲走路でリードを奪ったガトリンは、メリットの追い上げを抑え19秒75を記録。メリットは19秒79で2着に入った。3着には20秒00でアミア・ウェブ(Ameer Webb)が入り、この上位3名が五輪代表に選出された。

 レース後にガトリンは、負傷しながらこの選考会に臨んでいたことを明かした。

「足首と太もものけがに折り合いをつけながら、この大会のレースに臨んでいた。とにかく、トラックに出て自分のすべきことをした。自分のできる限りの走りをしただけだ」

(c)AFP