【6月9日 AFP】男子テニス、メルセデス・カップ(MercedesCup 2016)は8日、シングルス2回戦が行われ、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)の復帰戦は、豪雨のために、わずか20分で中断されてしまった。

 先月12日、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2016)でドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)に敗れ、3回戦で敗退したフェデラーは、腰部の故障で全仏オープン(French Open 2016)を欠場したため、これが約1か月ぶりの実戦となった。

 しかし、第1セットでフェデラーがブレークに成功し、18歳のテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)から4-3とリードを奪ったところで、豪雨により試合が中断された。

 フェデラーは、ツイッター(Twitter)に「残念ながら、今日の試合はここまでだ。こういう展開(雨天順延)には飽き飽きだね(雨の絵文字)。また明日@MercedesCup」と投稿すると、すぐさま外に待ち構えていた車で会場を後にした。

 34歳のフェデラーが、ドイツ・シュツットガルト(Stuttgart)でプレーするのは、同地でATPワールドツアー・マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)が行われていた2001年以来となる。(c)AFP