【5月17日 AFP】スペインサッカー連盟(RFEF)は17日、欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)に向けた暫定登録メンバー25人を発表し、ジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)、フェルナンド・トーレス(Fernando Torres)が落選した。

 ブラジルから帰化したコスタは、2013年にスペイン代表デビューを果たして以来、出場10試合で1得点しか挙げられておらず、所属するイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)でも、ハムストリングの故障により最後の2試合を欠場していた。

 そのほかの有力選手では、フアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)、ハビ・マルティネス(Javi Martinez)がメンバーから外れ、膝のけがによる長期離脱から復帰したばかりのサンティ・カソルラ(Santi Cazorla)も招集外となった。

 一方、ビジャレアル(Villarreal CF)の主将ブルーノ(Bruno Soriano)は、10人が招集された中盤の中で予想外の代表選出となった。

 代表チームで出場経験がないのは、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)のサウル(Saul Niguez)と、レアル・マドリード(Real Madrid)のルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)の2人となっている。

 アトレティコとレアルの選手は、28日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)決勝終了後に合流する予定となっており、29日のボスニア・ヘルツェゴビナ、6月1日の韓国との親善試合を控えているビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督は、バックアップとして11人の若手選手も招集している。

 スペイン代表の暫定メンバーは以下の通り。