【4月3日 AFP】16F1第2戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2016)は2日、予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が2戦連続、通算51回目のポールポジションを獲得した。

 今グランプリの3回のフリー走行ではトップに立てず、プレッシャーがかかっていたハミルトンは、再びまとまりのない新フォーマットで行われた予選の中でスピードを見つけ出し、サキール・バーレーン・インターナショナル・サーキット(Sakhir Bahrain International Circuit)の史上最速タイムとなる1分29秒493のタイムをたたき出した。

 2番手には、ハミルトンのチームメートで、開幕戦のオーストラリアGP(Australian Grand Prix 2016)を制したニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)が続き、3番手にはセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)、4番手にはキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)とフェラーリ(Ferrari)勢が並んだ。

 オーストラリアGPで大きな批判を浴びた「ノックアウト方式」の新予選は、再びスリルを届け損ねた。特にQ2では長い時間トラック上にマシンが出ることなく、やり玉に上げられている新フォーマットに新たな不満がぶつけられた。

 3日にはチームの代表者やF1の運営管理者らが会合を開き、分析や話し合いが行われるとみられている。(c)AFP