【4月3日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby 2016)は2日、第6節の試合が行われ、サンウルブズ(Sunwolves)は28-33でキングズ(Southern Kings、南アフリカ)に敗れた。

 キングズは、サンウルブズのプレッシャーをいなし、今季初勝利を手にしている。

 しかし、サンウルブズがショットを狙えるところでペナルティーキックを蹴っていれば、ポートエリザベス(Port Elizabeth)にあるネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアム(Nelson Mandela Bay Stadium)での結果は、違ったものだったかもしれない。

 サンウルブズは後半、キングズの22メートルラインの中に長い時間攻め込んだものの、山田章仁(Akihito Yamada)が最終盤にトライを決めるまでは、ラインを破ることができなかった。

 その後、トライとコンバージョンでの逆転を目指したサンウルブズは、サイレン後のアタックを仕掛けたものの、ハーフラインを越えたところでトゥシ・ピシ(Tusi Pisi)がノックオンの反則を犯し、両チーム合わせて8トライが生まれた一戦は、ノーサイドとなった。

 1トライを含む13得点を挙げたピシだったが、狙える場面でショットを選ばなかったことが、最終的にはチームの敗戦につながった。

 全敗同士の対戦を落としたサンウルブズは、8日に南アフリカでの3連戦2戦目となるストーマーズ(DHL Stormers、南アフリカ)戦を控えている。(c)AFP