【4月2日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦、ANAインスピレーション(ANA Inspiration 2016)は1日、米カリフォルニア(California)州ランチョミラージュ(Rancho Mirage)のミッションヒルズCC(Mission Hills Country Club)で2日目が行われ、宮里藍(Ai Miyazato)は通算7アンダーでレクシー・トンプソン(Alexis 'Lexi' Thompson、米国)と並び、首位を維持した。

 アサハラ・ムニョス(Azahara Munoz、スペイン)とともに初日を首位タイで終えていた宮里は、迎えたこの日のラウンドで5バーディー、3ボギーを記録し、スコアを2ストローク伸ばした。

 終盤の8番ホールでボギーをたたき、首位から後退した宮里だったが、続く9番ではバーディーパットを決めてトップに返り咲いた。

 ツアー通算9勝を誇りながらも、2012年のウォルマートNWアーカンソー選手権(Wal-Mart NW Arkansas Championship Presented by P&G 2012)以来、優勝から遠ざかっている宮里は「ボギーをたたき、そこから挽回しなければならない展開になったとしても、必ずしもバーディーを狙う必要はありません」と語った。

「流れに任せて、無理にバーディーを取りにいかない。自然にしていれば奪えます。それが良い精神コンロールで、理想的な終わり方です」

 対するトンプソンは、最終ホールで9メートルのバーディーパットを沈めるなど、この日のラウンドでスコアを4つ伸ばした。

 一方、世界ランク1位のリディア・コー(Lydia Ko、ニュージーランド)は、スコアを4つ伸ばして通算6アンダーの3位タイにつけている。首位と1打差にはコーのほかにスーザン・ペターセン(Suzann Pettersen、ノルウェー)、朴城ヒョン(Sung Hyun Park)と田仁智(In Gee Chun、チョン・インジ)の韓国勢、リー・アン・ペース(Lee-Anne Pace、南アフリカ)、そしてリセット・サラス(Lizette Salas、米国)が並んだ。(c)AFP