【3月31日 AFP】イングランドサッカー協会(FA)は30日、プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)に所属するDFマルティン・デミチェリス(Martin Demichelis)を、賭博に関与した不正行為で告発すると発表した。

 FAは「選手(デミチェリス)は2016年1月22日から28日にかけてのサッカーの試合に関連し、FA規則E8において12の違反を犯した疑いがある」と声明を発表している。

 アルゼンチン国籍で35歳のデミチェリスには、現地時間4月5日の午後6時(日本時間4月6日午前2時)まで、申し立てを行うができる。

 FA規則E8は、選手が参加したり、何らかの影響もたらしたりする大会や試合の結果、途中経過などに対し、賭けを生じさせたり、賭けに可能性を与える指示や許可を出したりすること、あるいは直接的、間接的に賭けたりすることを禁じている。

 今季シティで29試合に出場しているデミチェリスは、20日に行われたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に0-1で敗れた試合が、同クラブで最後の出場となっている。(c)AFP