【3月28日 AFP】(更新)自転車ロードレース、ヘント~ウェフェルヘム(Gent-Wevelgem 2016)が行われた27日、レースに出場した25歳のベルギー人選手アントワーヌ・デモワティエ(Antoine Demoitie)が、転倒後にバイクにひかれ死亡した。

 デモワティエは、レースの約150キロ地点にあたる仏北部サント・マリー・カペル(Sainte-Marie-Cappel)で落車し地面に倒れているところを、バイクにひかれた。

 仏北部ノールパドカレー(Nord Pas de Calais)地域圏憲兵隊の広報担当者は、「ライダーが死亡した。事故原因究明のため、調査が行われている」とコメントしている。

 デモワティエは事故後、仏リール(Lille)の病院に搬送されていた。同選手の所属するワンティ・グループゴベール(Wanty Groupe Gobert)は当初、集中治療室(ICU)に入ったデモワティエは「重篤な状態」にあって、「妻や家族が付き添っている」と発表していた。(c)AFP