【3月25日 AFP】オーストラリア政府は25日、日本が今季の調査捕鯨でクジラ333頭を捕獲したことについて、科学的に正当化できるものではなく「嫌悪を催させる」と非難した。

 これに先立ち水産庁は24日、日本の船団が南極海(Southern Ocean)での2015年度の調査捕鯨を終えて帰港したと発表していた。

 グレッグ・ハント(Greg Hunt)豪環境相はAFPに宛てた電子メールの中で、「豪政府はいわゆる『調査捕鯨』には明確に、絶対的に、断固として反対する」と説明。「わたしの考えでは、(調査捕鯨は)嫌悪を催させるもので、旧時代への逆行だ。生き物を殺す調査研究に、科学的正当性はない」と糾弾した。

 さらにハント環境相は、日本が国際捕鯨委員会(IWC)で採択された商業捕鯨モラトリアム(一時停止)を無視してクジラを殺していると批判した。(c)AFP