【3月2日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2016)は1日、各地でグループリーグの試合が行われ、グループFのサンフレッチェ広島(Sanfrecce Hiroshima)は1-4でFCソウル(FC Seoul、韓国)に敗れた。

 第1節で敗れているサンフレッチェは、FCソウルのアドリアーノ(Carlos Adriano de Sousa Cruz)にハットトリックを許し、グループリーグ開幕2連敗を喫した。

 6-0で大勝した第1節のブリーラム・ユナイテッド(Buriram United、タイ)戦で、4得点を挙げていたアドリアーノは、2試合連続のハットトリックでチームを逆転勝利に導いた。

 広島は、千葉和彦(Kazuhiko Chiba)のゴールで先制したが、FCソウルはキム・ウォンシク(Won Sik Kim)の得点で前半を1-1とし、後半はアドリアーノの独壇場となった。

 後半4分、FKにボレーで合わせて1点目を挙げたアドリアーノは、同11分にも、抜群の得点感覚でニアサイドに走り込んでクロスに合わせて加点。さらに同24分には、スペイン人DFオスマル・バルバ(Osmar Barba)の折り返しに、シン・ジンホ(Jin Ho Shin)がバックヒールで流すと、それに反応したアドリアーノがハットトリックを達成した。

 FCソウルは、終盤にもアドリアーノがゴールに迫り、元アーセナル(Arsenal)の朴主永(Chu Young Park、パク・チュヨン)のFKがゴールをかすめるなど、広島を圧倒した。

 同組のもう一試合では、山東魯能(Shandong Luneng、中国)が3-0でブリーラムを退け、こちらも2連勝とした。グループFは第2節を終えて、FCソウルが得失点差で山東魯能を上回り、首位に立っている。(c)AFP