【2月11日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のシャルケ04(Schalke04)は10日、ドイツ代表DFでクラブの主将を務めるベネディクト・ヘベデス(Benedikt Hoewedes)との契約を2020年まで3年延長したと発表した。

 マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)、フィリップ・ラーム(Philipp Lahm)とともに、ドイツが優勝した2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)で7試合フル出場を果たした3人のうちの1人である27歳のヘベデスは、2001年からシャルケでプレーしている。

 興味深いことに、新たな契約には契約解除条項が組み込まれていないため、ヘベデスは今後、欧州のトップクラブから引き抜かれる可能性を残している。

 現在リーグ戦で4位につけるシャルケとの契約延長について、ヘベデスは「心躍らせながら契約にサインした」と喜びを語っている。

「シャルケは最高のファンに支えられた偉大なクラブであり、自分を『クナッペンシュミーデ(シャルケの下部組織)』で鍛え上げ、ブンデスリーガの道を切り開いてくれたことに感謝している。彼らはまだ若い僕を主将に指名し、信頼を示してくれた」

 ヘベデスはシャルケについて、若いチームでポテンシャルが高く、野心にも満ちているとしており、「クラブの未来に積極的な役割を果たし続けたい」と語っている。

 シャルケのホルスト・ヘルト(Horst Heldt)ディレクターは、ヘベデスがクラブに忠誠を示したことへの喜びを語っている。

「ベネディクトが今回のステップに踏み切ってくれてとても満足している。なぜなら、これはクラブをけん引する立場の選手が下した決断だからね」

(c)AFP