【1月31日 AFP】フィギュアスケート欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2016)は30日、スロバキアのブラチスラバ(Bratislava)でアイスダンス・フリーダンス(FD)が行われ、フランスのガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)/ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)組が合計182.71点を記録し、優勝を飾った。

 2位には合計178.01点でイタリアのアンナ・カッペリーニ(Anna Cappellini)/ルカ・ラノッテ(Luca Lanotte)組、3位には176.50点でロシアのエカテリーナ・ボブロワ(Ekaterina Bobrova)/ドミトリ・ソロビエフ(Dmitri Soloviev)組が続いた。

 昨シーズン、欧州と世界を制しているパパダキス/シゼロン組は、昨年8月の練習中に20歳のパパダキスが転倒し、脳振とうを起こして以来となる国際大会に出場し、ショートダンス(SD)では2位につけていた。

 FDで強みを持つパパダキス/シゼロン組は、イタリアの作曲家エツィオ・ボッソ(Ezio Bosso)と英ジャズグループによるザ・シネマティック・オーケストラ(The Cinematic Orchestra)の楽曲に乗せて滑らかな演技を披露し、約6000人の観客からスタンディングオベーションを受けた。(c)AFP