【1月13日 AFP】パキスタン南西部バルチスタン(Baluchistan)州の州都クエッタ(Quetta)にあるポリオワクチン接種のための施設そばで13日、自爆攻撃があり、警察官12人を含む少なくとも15人が死亡した。地元当局者がAFPに述べた。

 パキスタンではワクチン接種運動が武装集団の攻撃の標的にされることが多い。爆発があったのは接種運動の3日目で、警官らは各地に向かうスタッフの警備のために、施設外に集まっていた。

 地元警察当局者はAFPに「警察官12人、準軍組織の要員1人、民間人2人の合わせて15人が死亡した」と語った。バルチスタン州のサラファズ・ブグティ(Sarfaraz Bugti)州内相は「これまでに15人が爆発で負傷し、うち7人が重体だ」と付け加えた。(c)AFP