【12月21日 AFP】オーストリアスキー連盟(OSV)は20日、前日に行われたアルペンスキーW杯で背部を負傷したマティアス・マイヤー(Matthias Mayer)について、今季中の競技復帰は絶望的だと発表した。

 イタリアのバルガルデナ(Val Gardena)大会に出場していたマイヤーは、試技の途中でバランスを崩し、背中から激しく転倒すると、ヘリコプターに救出され、オーストリア・インスブルック(Innsbruck)の病院で手術を受けた。

 当初は復帰まで4週間を見込んでいたOSVだが、マイヤーは脊椎の骨を3か所損傷するなど重症だったことが判明し、「マイヤーにとってのシーズンは、予想よりも早く終わった」と発表している。

 OSVによれば、マイヤーは10日間入院し、その後は自宅でリハビリを続ける予定だという。(c)AFP