【11月22日 AFP】15-16フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯(Rostelecom Cup 2015)は21日、モスクワ(Moscow)のルジニキ・オリンピック・コンプレックス(Luzhniki Olympic Complex)にあるスモール・スポーツ・アリーナ(Small Sports Arena)でペア・フリースケーティング(FS)が行われ、ロシアのクセニヤ・ストルボワ(Ksenia Stolbova)/ヒョードル・クリモフ(Fedor Klimov)組が合計214.70点で優勝した。

 ソチ冬季五輪銀メダリストのペアは、ダニー・エルフマン(Danny Elfman)作曲の『Man and Shadow』に乗せた演技で、ほぼミスのない滑りを披露した。

「地元の観客の前で優勝できるのは、最高の気分だ」としたクリモフは、「この結果を本当にうれしく思うし、優勝のおかげでGPファイナル出場の望みをつなぐことができた」とコメントしている。

 スケート・アメリカ(Progressive Skate America 2015)で4位に終わった同ペアだが、この日のFSでは、同じくロシアの川口悠子(Yuko Kawaguchi)/アレクサンドル・スミルノフ(Alexander Smirnov)組を6.68点差に抑えた。川口/スミルノフ組は、ジャンプの着氷が乱れる場面もあったが、SPから2位の座を守った。

 3位には、合計193.04点で中国の彭程(Cheng Peng)/張昊(Zhang Hao)組が入賞している。

 アイスダンスでは、地元開催のスケート・カナダ(Skate Canada International 2015)を制したケイトリン・ウィーバー(Kaitlyn Weaver)/アンドリュー・ポジェ(Andrew Poje)組が合計173.58点で堂々の優勝を飾り、1.97点差の2位には、世界王者であるイタリアのアンナ・カッペリーニ(Anna Cappellini)/ルカ・ラノッテ(Luca Lanotte)組が入った。(c)AFP