【11月12日 AFP】サッカー日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)監督は11日、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)アジア2次予選のシンガポール戦を翌日に控え、選手にはリベンジという任務が課されていると語った。

 5か月前に行われたハリルホジッチ監督就任後初の公式戦で日本は、ホームの埼玉スタジアム2002(Saitama Stadium 2002)でシンガポールと0-0で引き分けている。

 グループEの日本はその後、12得点無失点で同予選3連勝を飾を飾っているが、ハリルホジッチ監督はシンガポール・ナショナルスタジアム(Singapore National Stadium)での試合で、初戦での記憶を拭い去る決意を示している。

「シンガポールとの最初の試合では苦い記憶があるので、われわれはリベンジを求めている。もちろんシンガポールは国民のために戦うのだが、われわれには勝利のための決意とクオリティーがある」

「選手にはより大きな決意を見せなければならないと話した。シンガポールはホームで戦うので、最初の試合よりも難しくなるからだ。だがわれわれには勝利するためのクオリティーがある」

「攻撃的な姿勢と得点を求めているが、サッカーで最も難しいのが得点することだ」

 日本は23人中11人が先週末の欧州の所属クラブでのプレーを終えてシンガポール入りしており、移動による疲労や、熱帯気候への適応の遅れが選手選考に影響を与えている。

「何人かの選手は欧州から到着したばかりであり、気温と暑さへの違いに適応している段階なので、まだ誰が試合に先発するのかは分からない」

 シンガポール戦後、日本は17日のカンボジア戦のためプノンペン(Phnom Penh)に移動する。

 シンガポールと勝ち点10で並んでいる日本は、グループ首位のシリアを勝ち点2差で追っている。(c)AFP/Colin Pereira