イスラエル男性、パラグライダーでシリアに越境 反体制派に参加か
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【10月26日 AFP】イスラエル軍は25日、アラブ系イスラエル人の男性がパラグライダーを使ってイスラエル占領地のゴラン高原(Golan Heights)からシリアに越境したと発表した。シリアの反体制派組織に参加することが目的とみられるという。
軍の声明によると、男性はイスラエル中部のアラブ系住民の町ジャルジュリア(Jaljulia)在住とみられる。パラグライダーは24日、ゴラン高原南部から隣接するシリア南部に向けて飛び立ったという。軍報道官はAFPに、「男性がシリア反体制派に加わる目的で越境した可能性を調査している」と語った。
イスラエル紙ハーレツ(Haaretz)は男性のおじの話として、父親のもとに24日、男性は無事だと語る匿名電話があったと伝えた。男性は最近になってイスラム教の信仰を強めていたと、家族は話しているという。(c)AFP