【10月26日 AFP】15-16スペイン1部リーグは25日、第9節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は2-1でバレンシア(Valencia CF)に勝利した。

 アトレティコはジャクソン・マルティネス(Jackson Martinez)とヤニック・フェレイラ・カラスコ(Yannick Ferreira Carrasco)の得点で勝利を挙げ、首位レアル・マドリード(Real Madrid)、2位FCバルセロナ(FC Barcelona)と勝ち点2差の3位に浮上した。

 アトレティコは迫力不足のバレンシアを相手に、本拠地ビセンテ・カルデロン・スタジアム(Vicente Calderon Stadium)で今季最高とはいえないパフォーマンスながらも、ビッグ2との差を守った。

 マルティネスは前半32分、バレンシアの恐ろしいディフェンスのミスを突き、公式戦2戦連発となるゴールでアトレティコに先制点をもたらした。さらに同40分、カラスコがハーフウエーラインから単独でドリブル突破を仕掛けると、最後は低いシュートをゴール隅に決めてリードを広げた。

 試合残り20分ほどのところでディエゴ・ゴディン(Diego Godin)が自陣のペナルティーエリア内でバレンシアのシュコドラン・ムスタフィ(Shkodran Mustafi)を倒してPKを与え、これをパコ・アルカセル(Francisco 'Paco' Alcacer Garcia)に決められたことで、アトレティコは神経質な最終盤を過ごすことになった。(c)AFP