【9月26日 AFP】国際テニス連盟(ITF)は25日、チリのサンティアゴ(Santiago)で行われた総会で、全米テニス協会(USTA)のデビッド・ハガティ(David Haggerty)元会長兼最高経営責任者(CEO)を新会長に指名した。任期は4年となっている。

 ハガティ氏は、上位2候補による決選投票で、200票のうち192票を獲得してアニル・カンナ(Anil Khanna)氏を破った。

 USTAとITFで重要ポストを歴任してきたハガティ氏は、国際テニス殿堂(International Tennis Hall of Fame)の委員も務めている。また、米国ヘッド(Head USA)社やペン・ラケット・スポーツ(Penn Racquet Sports)社、ダンロップスポーツ(Dunlop Sport)社など、ラケット業界で30年以上のキャリアを持つ。

 ハガティ氏は、16年にわたりトップに立っていたフランチェスコ・リッチ・ヴィッティ(Francesco Ricci Bitti)氏の退任に伴い、210の加盟国を統括し、四大大会(グランドスラム)や、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup)、フェドカップ(Fed Cup)、ホップマンカップ(Hopman Cup)を主催するITFの会長に就任する。(c)AFP