【9月24日 AFP】女子テニス、東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2015)は23日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は6-2、6-2でアナ・コンジュ(Ana Konjuh、クロアチア)に勝利し、ベスト8入りを決めた。

 ナイトマッチに臨んだ2010年大会女王のボズニアツキは、1時間22分で決着をつけ、第5シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)との準々決勝に駒を進めた。

 世界ランキング6位のボズニアツキは、「勝てたことにおおむね満足しています」とコメントしている。

 一方、ケルバーは5-7、6-1、6-0でマディソン・ブレングル(Madison Brengle、米国)に勝利した。

 ケルバーとボズニアツキの対戦成績は、ケルバーが10戦中6勝で勝ち越しており、4月のポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2015)決勝で顔を合わせた際も、同選手が勝利している。

 そのほかの試合では、第8シードのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)が、サマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)との過酷な一戦を6-7、6-3、6-4で制した。

 18歳のベンチッチは、元全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)女王ストーサーの強烈なサーブと鋭いリターンに終始苦しめられたものの、2時間16分かけて勝利を収めた。

 ベンチッチは準々決勝で、第3シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)と対戦する。ムグルサは6-3、6-4でバーバラ・ストリコバ(Barbora Strycova、チェコ)に勝利した。(c)AFP