【9月19日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2015)は18日、各地でワールドグループ準決勝が行われ、英国対オーストラリアと、ベルギー対アルゼンチンの初日は、それぞれ1勝1敗という結果になった。

 英国は、第1試合のシングルスに出場したアンディ・マレー(Andy Murray)が6-3、6-0、6-3でオーストラリアのタナシ・コキナキス(Thanasi Kokkinakis)に快勝したものの、第2試合ではダニエル・エヴァンス(Daniel Evans)が3-6、6-7、7-6、4-6でバーナード・トミック(Bernard Tomic)に敗れた。

 ブリュッセル(Brussels)では、世界ランク15位のダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)と同39位のレオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer、アルゼンチン)がそれぞれ白星を分け合い、こちらも戦績を五分として2日目のダブルスに続く。

 ベルギーは、ルーベン・ベーメルマンス(Ruben Bemelmans)/キマー・コペヤンス(Kimmer Coppejans)組、アルゼンチンはカルロス・ベルロク(Carlos Berlocq)/ディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman)組をそれぞれ起用する予定となっている。

 1936年以来の優勝を目指す英国は、オーストラリアのレイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt)/サム・グロス(Sam Groth)組と対戦する19日のダブルスで、アンディとジェイミー・マレー(Jamie Murray)の兄弟を起用する可能性がある。

 デビスカップのシングルスで戦績を24勝2敗に伸ばしたアンディだが、ダブルスに出場するかどうかについては「僕の決めることではない。監督が決定する」とコメントを避けた。

 来年1月の現役引退を前に、オーストラリアを2003年以来の決勝進出に導きたいと考えるヒューイットは、「ダブルスが準決勝の勝者を決めるかもしれない」と意気込みを語っている。(c)AFP/Dave JAMES