【9月17日 AFP】女子テニス、クープ・バンク・ナショナル(2015 Coupe Banque Nationale)に大会第1シードとして出場を予定していたマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)が、左手首の負傷のため出場を辞退することがわかった。16日、大会主催者が発表した。

 大会はすでに開幕しており、主催者はキーズとアンナ・タチシュビリ(Anna Tatishvili、米国)のシングルス1回戦を16日夜まで遅らせると話していたが、同日午前に本人からプレーできないという申し入れがあった。

 キーズは自身のフェイスブック(Facebook)ページに「本当に残念」とコメントを投稿し、ここ数日、練習中から手首に痛みが出ていたと話した。

 WTAツアーで1勝を挙げ、世界ランキング19位につけるキーズは、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)では4回戦に勝ち進んだものの、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に敗れた。

 今大会では、第3シードのモナ・バートル(Mona Barthel)、第6シードのタチアナ・マリア(Tatjana Maria)のドイツ勢、さらに第8シードのアン・ソフィー・メスタフ(An-Sophie Mestach、ベルギー)が1回戦で敗退しており、上位シードが次々と大会から姿を消している。

 キーズの欠場により、ウクライナのナディア・キチェノク(Nadia Kichenok)がラッキールーザーとして本戦に出場した。(c)AFP