【9月16日 AFP】マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属するイングランド代表の左サイドバック、ルーク・ショー(Luke Shaw)が15日、PSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)と対戦した欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)のグループリーグ初戦で重複骨折の重傷を負った。 

 20歳のショーは、前半15分にみるに耐えない負傷を負うと、試合会場のフィリップス・スタディオン(Philips Stadion)から病院に搬送された。

 ユナイテッドは公式ツイッター(Twitter)で、「ルーク・ショー(@LukeShaw23)は脚を重複骨折しました。英マンチェスター(Manchester)に戻り次第、手術を受ける予定です」と発表している。

 タックルを受けたショーは、ピッチ上で治療を受けた後、酸素マスクをつけて担架で運ばれ、試合は約10分にわたり中断した。

 ショーのけがは明らかに重傷であることがわかり、マルコス・ロホ(Marcos Rojo)と交代したショーは、その約1時間半後、自身のツイッターで完全復活を誓っている。

「メッセージをくれたみんな、ありがとう。どれだけ勇気づけられたか言葉では言い表せない。復帰への道はたったいま始まった。強くなって帰ってくる」

 ペナルティーエリアに進入したショーは、PSVのエクトル・モレーノ(Hector Moreno)の危険な両足タックルを受けたが、信じられないことにファウルの笛は吹かれず、モレーノには警告すら与えられなかった。

 試合はその後、ユナイテッドのメンフィス・デパイ(Memphis Depay)が古巣を相手に先制点を挙げたが、PSVはモレーノのゴールで同点に追いつくと、後半にルシアーノ・ナルシング(Luciano Narsingh)が決勝点を奪った。(c)AFP