【9月7日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)の大会主催は6日、女子シングルスに出場していたユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard、カナダ)が棄権したと発表した。

 ブシャールは更衣室で倒れて頭を負傷していたが、回復が思わしくないため棄権となった。

 主催者側は、「ユージェニー・ブシャール選手は、脳振とうのため2015年全米オープン女子シングルを棄権します」と声明を発表している。

 21歳のブシャールはこの日、準々決勝進出を懸けてロベルタ・ビンチ(Roberta Vinci、イタリア)と対戦する予定だった。

 ブシャールは4日夜に転倒して負傷し、すでに女子ダブルスと混合ダブルスを棄権している。(c)AFP