マレー、逆転で10年ぶりの2回戦敗退を免れる 全米オープン
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【9月4日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)は3日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は5-7、4-6、6-1、6-3、6-1で世界ランク35位のアドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)を逆転で退け、3回戦行きの切符をもぎ取った。
2012年に全米オープンを制しているマレーは、2セットダウンから見事に盛り返し、初出場だった2005年以来の2回戦敗退を免れた。
左打ちのマナリノは、気温が30度に達した高温多湿のアーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)で徐々に勢いを失い、マレーのスタミナが勝っていたことを証明した。
マレーは、3回戦で第30シードのトーマス・ベルッチ(Thomaz Bellucci、ブラジル)と対戦する。
28歳のマレーは、「ものすごく厳しかった。彼のボールはフラットで、両サイドから素晴らしいタイミングで打ってきた。最初の2セットでは、それがなかなか読めなかったんだ」と振り返った。
「ボールを短く打ちすぎたおかげで、たくさん走らされたよ」
初戦でニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)との4セットマッチを制していたマレーは、マッチポイントでの1本を含む計21本のサービスエースを決め、一方のマナリノは61個のアンフォーストエラーに苦しめられた。
27歳のマナリノは、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)の2回戦でも2セットアップからフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez、スペイン)の追い上げを許し、第4セットに熱疲労で棄権を余儀なくされていた。(c)AFP