フェデラー快勝で初戦突破、開閉式の屋根設置に賛成 全米オープン
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【9月2日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)は1日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-1、6-2、6-2でレオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer、アルゼンチン)に勝利し、ニューヨーク(New York)のうだるような暑さをはねのけた。
フェデラーは、世界ランク34位のメイヤーを相手に、少し手間取る様子も見られたが、11本のサービスエースを決め、29本のウイナーと6度のブレークを記録すると、1時間17分で初戦を突破した。
34歳のフェデラーは、この大会を制することができれば、1970年以降で最年長の全米オープン覇者になる。
四大大会(グランドスラム)通算17勝のフェデラーは、2回戦でベルギーのスティーブ・ダルシ(Steve Darcis)と対戦する。
フェデラーは、「良いスタートを切ることができた。試合が進むごとに、サーブが良くなっていった」と話している。
また、全米オープンで5連覇を果たした経験を持つフェデラーは、センターコートのアーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)に開閉式の屋根を設置することについて、「センターコートに屋根がある感覚は好きだな。全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)やウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)、上海マスターズ(Shanghai Rolex Masters)でも慣れているしね」と語った。
「全選手のプレーのレベルが向上すると思う。特にトップ選手にとっては、風の心配がなくなるから有利だ」
「風がなければラインに近づいて、より良いテニスができるからね。だから僕の意見では、(開閉式の屋根設置は)トップ選手に有利にはたらくと思う」
(c)AFP/Dave JAMES