【8月30日 AFP】女子テニス、コネティカット・オープン(Connecticut Open 2015)は29日、シングルス決勝が行われ、大会第2シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)が6-7、6-2、6-2で第4シードのルーシー・サファロバ(Lucie Safarova、チェコ)を退け、3度目の大会制覇を果たした。

 2度のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)制覇を誇るクビトバは、2012年のニューヘイブン・オープン(New Haven Open at Yale 2012)での初対戦以降、同じく左利きのサファロバに7連勝を収めている。

 全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)開幕を目前に控え、立ち上がりが好調だったサファロバは、クビトバの連勝を止めるかに見えた。

 第1セットは、お互い一歩も譲らない展開となり、緊張が高まる中でタイブレークにもつれ込んだ。クビトバは、4-6から2度セットポイントをしのいだものの、最後は8-6でサファロバがセットを先取した。

 しかし、難攻不落と思われたサファロバのサービスゲームは第2セットの序盤にブレークされ、サービスキープで3-1と先行したクビトバは、次のゲームでもブレークして4-1と決定的なリードを奪った。

 これでセットカウントをタイに戻したクビトバは、第3セットでも2度のブレークを記録し、1セットダウンから逆転で優勝を飾った。(c)AFP