ユベントスが本拠地でまさかの黒星スタート、テローの一撃に沈む
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【8月24日 AFP】15-16イタリア・セリエAは23日、第1節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)は0-1でウディネーゼ(Udinese)に敗れ、本拠地で迎えたシーズン開幕戦で初めて黒星を喫した。
セリエAで迎えたシーズン開幕戦の過去40試合において、ユベントスが敗れたのは、2010年に敵地で行われたASバーリ(Football Club Bari 1908)戦だけだった。
また、ウディネーゼがユベントスに勝利したのは、2011年以来となる。
ユベントスが多くの時間帯で試合を支配しながらも、チャンスをものにできずにいると、ウディネーゼは後半33分、今夏にキエーボ・ ベローナ(Chievo Verona)から加入したシリル・テロー(Cyril Thereau)が、クロスに対してファーサイドで完全にフリーになり、シュートを流し込んだ。
ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、いくつもあった決定機を外したことが響いたと認めている。
アレグリ監督は伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対し、「70分間は勝利への強い意欲を示すことができた。しかし、その後は何度か集中力が途切れた場面があった」と話した。
「簡単な試合ではなかったが、チャンスは何度も作っていた。しかし、失点の場面ではもっとうまく守れたはずだ」
一方、今夏にアンドレア・ストラマッチョーニ(Andrea Stramaccioni)前監督から指揮官の座を引き継いだステファノ・コラントゥオーノ(Stefano Colantuono)監督は、この1週間、1つの目標だけを胸にじっくり準備してきたことが実を結んだと明かしている。
「トリノ(Turin)でユベントスと戦うチームは、押し込まれることを覚悟しなくてはならないし、実際にわれわれもそうなった」
「それでも、われわれは1週間かけてこの試合のゲームプランを熟成させてきた。大切なのは、冷静さを失わずに、最後までプランを遂行できたことだ」
(c)AFP/Justin DAVIS