【8月19日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2015)は18日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-4、6-4でロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)を下し、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)以来の実戦復帰を白星で飾った。

 ウィンブルドンの決勝でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に敗れてから、1か月以上もツアーを離れていたフェデラーだが、ストレート勝利を収めると、バウティスタ・アグトとの対戦成績を4勝0敗に伸ばした。

 それでも34歳のフェデラーは、試合勘を取り戻すためには時間がかかると話している。

「僕にとって良い勝利だったけど、ここからは厳しくなる一方だ」

「長い間プレーしていなかったから、第1セットでは少し体がなまっている感じだった。今は試合数をこなしたいから、良いスタートになった」

 シンシナティ(Cincinnati)で史上最多となる7度目の優勝を目指すフェデラーは、「初戦を乗り切れてうれしい。これで感覚をつかんだ」とすると、「明日は休めるから、今日のことを振り返って改善しようと思う」と次戦への意気込みを語った。(c)AFP