【8月16日 AFP】テニス、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2015)は15日、女子シングルス準決勝が行われ、スイスのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic)は3-6、7-5、6-4で大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を破る大金星を挙げた。

 四大大会(グランドスラム)シングルス通算21勝のセレーナは、第1セットを先取したものの、そこから18歳のベンチッチに逆転を許し、今季わずか2つめの黒星を喫した。

 ベンチッチは、今大会のシングルスで最高齢の33歳であるセレーナを破った。世界ランク1位のセレーナは、2004年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で当時17歳だったマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)に敗れて以降、最も若い選手に屈したことになる。

 直近の24試合で20個目の白星を挙げたベンチッチは、今大会ですでに第4シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)と第5シードのアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)に勝利していた。

 ベンチッチは決勝で、第2シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)と対戦する。(c)AFP