【8月15日 AFP】テニス、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2015)は14日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は0-6、6-3、6-1で第6シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)を退け、準決勝に駒を進めた。

 ハレプは、決勝進出を懸けて第15シードのサラ・エラーニ(Sara Errani、イタリア)と対戦する。エラーニは同日の試合でウクライナのレシヤ・ツレンコ(Lesia Tsurenko)をストレートで下した。

 ラドワンスカはこの日、最初の7ゲームを連取して試合の主導権を握ったものの、ハレプが立ち直り、第2セットのゲームカウントを3-3とする。

 ここから8ゲームを連続で奪取したハレプを前に、ラドワンスカが最終セットの第6ゲームをなんとかラブゲームでキープするものの、約1時間40分の末に、ハレプがシングルスでキャリア通算300個目の白星を挙げた。

「厳しい試合でした」としたハレプは、「彼女は第1セットで驚くようなプレーをしていた。最初のセットでは脚がまったく動きませんでした。たくさんミスもしましたしね。でも集中を保って、いくつか修正を加えた結果、逆転することができました」と振り返った。

 もう一方の準決勝は、第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)対ロベルタ・ビンチ(Roberta Vinci、イタリア)戦の勝者と、第5シードのアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)対ベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)戦の勝者による戦いになる。(c)AFP