【8月14日 AFP】テニス、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2015)は13日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は6-3、5-7、6-4で第13シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)を退け、ベスト8進出を決めた。

 先週のバンク・オブ・ザ・ウエスト・クラシック(Bank of the West Classic 2015)を制したケルバーは、好調を維持していたものの、第3セットで2-3と後れを取ったハレプが、ここからサーブの調子を上げた。

 ハレプはサービスキープでゲームカウントを3-3とすると、ブレークを奪い合った後に、最後の2ゲームを連取した。

「昨日よりも良いプレーができたと思う」と語ったハレプは、「今は自信があります。サーブはあまりうまくいかなかったけど、リターンは良かった。最後まで戦い、この試合に勝ててうれしい」と喜びを表現した。

 ハレプは、ワイドへのサービスエースで2時間23分の試合を締めくくった。

「取らなければならないと思っていました。最後の方は本当に疲れていて、まったく動けなかったので」

 ハレプは、準々決勝で前回覇者のアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)と対戦する。ラドワンスカは、第3セットで2-4と先行されながらも、最後は6-2、4-6、6-4でフランスのアリーゼ・コルネ(Alize Cornet)を退けた。

 また、第5シードのアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)は6-2、6-3でスロベニアのポロナ・ハーコグ(Polona Hercog)に勝利し、8強入りを果たしている。(c)AFP