【8月12日 AFP】テニス、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2015)は11日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は2-6、6-3、6-0でフラビア・ペネッタ(Flavia Pennetta、イタリア)を下し、3回戦進出を決めた。

 シングルスでキャリア通算725個目の白星を挙げたセレーナだが、肘の故障のため、先週開催されたバンク・オブ・ザ・ウエスト・クラシック(Bank of the West Classic 2015)を欠場したばかりだった。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)を制し、四大大会(グランドスラム)4連勝を飾って以来の実戦に臨んだセレーナは、英ロンドン(London)での試合と同様、第1セットを落としながら1時間38分で初戦を突破した。

 第1セットのファーストサーブ成功率が44%にとどまったセレーナは、同サーブで12ポイント中7ポイント、セカンドサーブで15ポイント中2ポイントしか獲得することができなかった。セレーナは、2度ブレークしながらも、ペネッタに4度のブレークを許している。

 迎えた第2セット、最初のゲームをラブゲームでキープしたセレーナだが、第3ゲームでブレークを許すと、1-2とリードされる。しかし、ここから12ゲーム中11ゲームを奪取したセレーナは、ペネッタとの対戦成績を7戦全勝とした。

 全米オープン(The US Open Tennis Championships 2015)の前哨戦に位置づけられる今大会で、セレーナは3回戦一番乗りを果たし、次戦は13日に予定されている。

 2011年と2013年に大会を制しているセレーナは、トロント(Toronto)開催のロジャーズ・カップで3連勝を目指す。(c)AFP